ご無沙汰してます、料理家のレミです。
いつの間にか梅雨も明け、二十四節気では
一年でもっとも暑さが厳しい「大暑(たいしょ)」の時期になりました。
今年の梅雨は豪雨に悩まされることが多く、ちょうど旬をむかえて収穫時期になる梅にも
たくさんの影響があったようです。
せっかく実った梅が、大雨によって落とされたり、
土砂崩れのせいで梅林に入れなくなったりと、梅農家さんも毎日頭を抱えていたと聞きました。
自然の大きな力の前に、どうすることもできない人間の無力さに歯がゆい思いを感じつつも
その自然の力がなくては、土も木も実も育つことはなく、尊い存在だということを改めて身に沁みて感じます。
毎年わたしたちが梅をいただいている和歌山県みなべ町の梅農家の中松さんも、
「今年の梅はむずかしい。。」と嘆いておられるほどでした。
その中でも、なんとか収穫されたりっぱな青梅を送っていただき、
今年も無事、梅しごとをすることができました。
ところでわたくしごとなのですが、
5月に第二子を出産しまして。
6月に梅しごと、、、
今年はさすがに無理やろうな。と断念しかけてたのですが、
相棒のカズミさんが、富田林市の「toi toi toi」さんと共に梅シロップのワークショップを
しようと言ってくれたので、今年もたくさんのかたに中松梅園の南高梅のことをご紹介することができて、その梅をつかった梅シロップを味わっていただくことができました。
そのときの様子はこちらから↓
https://circle-of-food.com/info/1574/
みんな楽しそう!!
ほんとうに、感謝です。
そして、梅ぼしをこよなく愛すわたしのライフワークとも言える
「梅ぼし漬け」も、カズミさんの助けもあって今年も無事にできました!
今年はひかえめに5キロ!
実はわたし、梅ぼしが好きすぎて多い時はひとりで50キロ漬けていたほどのヘンタイです。。
すべて塩をまぶし終わったら、残りの塩も振りかけて重石。
ひと晩たてば梅酢がかぶるくらい上がってきて、
一日一回容器をゆすってあげると、塩がまんべんなく回ります。
それがカビの予防にも。
このまま梅雨が明けるのを待ちます。
といってももう梅雨も明けて土用をむかえているので、急いで干さねば!
土用干しの様子はまた次回に。
できあがった梅ぼしは、来年のワークショップでぜひお味見してもらいたいな~と思ってます。