今回の動画に出てくる
しんぺ〜農園のさつまいもは、『紅はるか』という品種のものですが、
これは加熱するとねっとりとホクホクして、蜜が出てくるほど甘いのが特徴です。
収穫したてのサツマイモは、すぐに出荷するというわけではなく、
収穫されてから2〜3週間ものあいだ、適性な温度と湿度を保ちながら貯蔵させているそうです。
これは「キュアリング」と言う、本来は「治療」という意味があって、
収穫時などについた細かい傷を、サツマイモ自身が治そうとする働きによって、水分や甘みを閉じこめて外皮は滑らかになり、さらにおいしさが増すというものです。
ちなみにこの「キュアリング」というのは、カボチャなんかにも使われているそうです。
すごいですよね、お野菜たちの本能。
そんなに甘くおいしくなってくれて、ありがとう、と思います。
そしてその絶妙な環境をつくり出してあげている農家さんに、頭がさがります。
ちなみに、中医学的に
このサツマイモの自然な甘みというのは脾(胃腸などの消化機能のはたらき)を強めると言われています。
疲れて、無性に甘いものが食べたいってとき、ついつい甘いスイーツに手が伸びそうなものですが、逆にたくさんのお砂糖は胃腸のはたらきを弱めてしまうのです。
そんな時こそ、ホクホクと甘いサツマイモをおやつに食べてみるのをおすすめします︎︎︎︎。
Related posts
scroll
_ 撮影後記その2/サツマイモ
- TAG:
- さつまいも
_ 撮影後記/サツマイモ
- TAG:
- さつまいも
_ サツマイモのチヂミ
- TAG:
- さつまいも
Latest Posts