4月も半ばにさしかかり、
桜も葉桜に変わってきましたね。
いっきに季節が変わっていく感じがします。
今日は食材薬膳についてのお話を。
春が旬のはまぐりですが、3月の桃の節句ではまぐりのお吸い物を召し上がったかたも多いのではないでしょうか?
はまぐりには、
体の熱を冷まし、体液を潤すはたらきがあります。
冬から春へと急に暖かくなり、むしろ暑い日もあったりで、体温調節がむずかしい季節、のぼせやすくなってたり、寝汗をかくようになっていませんか?
そんな時にこそ、
はまぐりはピッタリで
体内にこもる熱を取り除き、また、余分な水分な毒素を尿として排出させるはたらきもあります。
鉄分も多く含み、血を補うので貧血の予防にも良く、春に不調になりがちな肝のはたらきを助け、自律神経や免疫力を安定させます。
もちろん、
二日酔いにもオススメです!
血を増やすということは、精神の安定に繋がります。
心(こころ)と血は密接な関係なのです。
特に女性は、
血を増やしておいて損はありません。
毎月のように脱血するし、妊娠や出産で多くの血を消耗するのですから。
気分の浮き沈みはげしく、イライラしやすい生き物であることは、必然なのです。。
イライラしたくないですけどね。
みなさま、是非とも
『はまぐり』を食べて、心もからだも元気にご機嫌に過ごしましょう!