今日は、寒くなると甘みが増しておいしくなる冬のお野菜のひとつ、
「カリフラワー」のお話です。
「カリフラワー」、キャベツなどで有名なアブラナ科の一種で
見た目はブロッコリーにもよく似ているけれど、もう少し繊細なイメージでしょうか。
表舞台に出てくることは少ないような、サブキャラ的に思われるかたも多いのでは、、
ところが、この「カリフラワー」、とてもとても優秀な食材なんです。
まず何といっても、胃腸虚弱を改善し、胃もたれなんかを癒します。
血液の流れをよくし、肝機能を高めて疲れ目にもおすすめです。
筋骨を強化し、足腰の不調を和らげます。
そして中医学では、白い食材に共通するのは、肺のはたらきを高めるというもの。
呼吸器や粘膜を潤して免疫力をアップさせ、風邪を予防します。
これから寒くなる季節、気になるウイルスに対抗するビタミンはみかんよりも多く含まれていると言われているので、うれしいお助け食材ですね。
また、細胞の老化や変異するのをおさえ、がん予防にも良いと言われています。
そして美肌にも◎
成長期の子どもたちの発育を促し、お年寄りのかたの足腰強化にも良い。
虚弱体質のかたにはもってこいの「カリフラワー」です。
これからどんどんスーパーでも見かけることが多くなるかと思います。
ブロッコリーと同じように、ぜひぜひ手にとってみてください。
鮮度が命の「カリフラワー」、すぐに使い切れないときには固めに茹でて水気を切り、
保存袋に入れて冷凍しておけば、炒め物やスープなど、なにかちょこっと添えたいな～なんて時に便利。
コリコリとした食感を楽しむのもおいしいけれど、わたしは、クタクタに煮崩したスープなどで
甘みとコクを楽しむのも大好きです。
そんなときは、やっぱりクリーム系ですかね～
グラタンやドリアにも良いですね！