春が旬のはまぐりですが、
3月の桃の節句では縁起物として「はまぐりのお吸い物」を召し上がるというかたも多いのではないでしょうか?
はまぐりには、
体の熱を冷まし、体液を潤すはたらきがあります。
冬から春へと急に暖かくなり、むしろ暑い日もあったりすると、
体温調節がむずかしくなり、のぼせやすくなったり、寝汗をかくようになっていませんか?
そんな時にこそ、はまぐりはピッタリで
体内にこもる熱を取り除き、また、余分な水分な毒素を尿として排出させるはたらきもあります。
鉄分も多く含み、血を補うので貧血の予防にも良く、春に不調になりがちな肝のはたらきを助け、
自律神経や免疫力を安定させます。
血を増やすということは、精神の安定に繋がります。
心(こころ)と血は密接な関係なのです。
特に女性は、
血を増やしておいて損なことはありません。
毎月のように脱血するし、妊娠や出産で多くの血を消耗したりもします。
女性は感情の生き物とはよく言われますが、
気分の浮き沈みはげしく、イライラしやすい生き物であることは、必然なのです。
イライラしたくないですけどね。
だからこそ、女の子のための桃の節句にはまぐりなんですね。
ちなみにアルコールのアセトアルデヒドを分解するという解毒作用もあるので、
二日酔いにもオススメです。
みなさま、是非とも
はまぐりを食べて、心もからだも元気にごきげんに過ごしましょう!